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他人事ではない2025年問題

2019高齢化推移ブログ
2019高齢化推移

少子高齢化が日本を蝕む

少子高齢化の今まで

最近よく聞く2025年問題まであと5年です。

高齢化社会とは、人口に占める高齢者の割合が7%を超えている状態をいいます。ここでいう「高齢者」とは65歳以上の人を指します。

日本は1970年に7.04%の人が65歳以上となり 高齢化社会を迎えました。今から50年前の事です。このころと比べると今の65歳は健康寿命の延伸もあるので、一概には比べられませんが。。。。

その後1994年には14%を超え高齢社会、2007年に21%を超え超高齢社会となりました。2019年の高齢化率は28.1%、7%増えるごとに超が増えていきますので超・超高齢社会となっています。世界一です。

少子高齢化の原因

高齢化が急速に進んだ背景には少子化があります。1970年に特殊出生率は2.13でしたが、1994年には1.50、2018には1.42となっています。人口を維持するために必要な水準は2.07とされていますので、相当な変化がない限り人口減少は今後も続いていくこととなります。
上のグラフを見ても分かるように、既に人口は減り始めており、今後は高齢者の微増に対し現役世代の減少で高齢化率が上昇していきます。

少子高齢化対策ができなかったわけ

以前、市議会議員をされている方と話をする中でこんな言葉がありました。

「子供にとって良い事をしたいけれど、子どもは1票をもっていない」
「次の選挙に受かるためには、高齢者ウケのいい政治になってしまう」

政治家も選挙に落ちればただのヒト。若い世代では特に投票率が落ち込んでいますので、このように考えてしまうのは仕方のない事なのですが、どうにもやるせない状況です。政治家は多かれ少なかれこの壁にぶつかるのでしょう。これが30年以上前から分かっていたはずの少子高齢化に対策ができなかった真相かもしれません。

少子高齢化の今後

この先高齢者の割合は増える一方ですので、これからの子ども達には厳しい時代になるかもしれません。そしていずれ高齢者になる今の現役世代の側に立っても、財源の枯渇から年金の減少や医療費の削減等「歳を取る」という事が厳しく辛い時代になるのは避けられません。

私たちにできる事はなにもないのでしょうか。

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