インターネット回線・WiFi・接続の設定も心配なし!

1年間で鳥取県の人口がいなくなる 2019年出生数86.4万人

ブログ

昨日12月24日に厚生労働省より「人口動態統計の年間推計」が公表されました。政府の予想よりも2年早く90万人を割り込み、1899年の統計開始から最も少ない前年比5.92%減の86.4万人です。死亡数から出生数を引いた自然減も51.2万人となり、たった1年間で鳥取県の人口とほぼ変わらない人が日本からいなくなりました。

政府の推計は希望的観測が含まれる

先日の年金2000万円不足問題もそうですが、政府は未来のことを数字で出す際に自分たちにとって都合の良い数字を出します。中位、高位など数パターン出した場合には今の日本では最も悪いパターンが実数に一番近い可能が高いでしょう。

第三次ベビーブームの誤算

日本では戦後1947年~1949年と言われる第一次ベビーブームが到来し、24年後の1971年~1974を第二次ベビーブームと言っています。そして希望的観測では第三次ベビーブームが1990年中ごろに起こる予定でした。しかし何事もなく2000年を迎え今に至ります。

1991年~1993年のバブル崩壊が原因だという人もいますし、第二次ベビーブームは世代人口が多い為出生数は増えているが、出生率が増えていない(通常出生率は、出生数を15歳から49歳までの女性の人口で割ったもの)ため、戦後ずっと下降トレンドだと理由づけている人もいます。

理由はさておき、出生率は団塊の世代の4.54から、1975年に人口維持に必要な2.07を下回り、現在では1.4の前半です。

あなたの危機感は?

団塊の世代の子供たちが2019年に全員45歳となります。世にいう「ロスジェネ」です。バブル崩壊から約10年間の就職氷河期に20代を過ごした人たちです。この世代は非正規で働く割合が高いために貯蓄が少なく、未婚率も高いので高齢者になった時は現在の高齢者と比べ独居率や生活保護を受ける率が上昇すると考えられています。

この状況で子供を産み育てることは、親にとっても子供にとっても厳しい事は間違いありません。あなたはどう考えますか?

タイトルとURLをコピーしました